びっくりトルコ大周遊10日間 12月12日 イスタンブールからアンカラまで

   飛んで、飛んで、イスタンブールへ


 ドーハを離陸し再び機上の人となって飛んでいます。トルコ人らしい男性が我々夫婦のために座席を移動してくれました。温かい配慮に感謝です。イラクの上空から雲が下界を覆うようになりました。真っ白な雲海は飛蚊症を持つ私にはつらい景色です。高度1万近くで飛んでいた飛行機は、徐々に高度を下げ、雲海の中に突入しました。雲が厚いらしくなかなか雲の下に出ません。到着予定時刻の5分前になってやっと雲の下にでました。下は海でした。

画像


画像


 やが左手に街並みが見えるようになり無事サビハ・ギョクチェン空港に着陸。サビハ・ギョクチェン空港はイスタンブールのアジア側にある国際空港です。5時間あまりのフライで疲れた乗客が一斉に立ち上がりました。思えば17時間あまりの長いフライトでした。でもこれからアンカラまで4時間あまりバスに乗らねばなりません。空港で入国手続きが終わると、現地ガイドのシェームスさんが待っていた。

画像


 雨の中イスタンブール空港からアンカラに向かうのですが、右手に見えるのがボスポラス海峡と思いつつ乗っていました。今振り返るとイスタンブール空港ではないのでエーゲ海だったようです。我々一行が乗ったバスは、3車線の高速道路を走っていました。速度標識は120キロとでています。次第に高度が上がるようで、遠くに見えていた雪景色が目の前まで迫ってくるようになりました。アンカラまでの道のりの両脇には山々が見られ、アンカラは天然の要害に期待した首都であることが見て取れました。午後5時半無事アンカラの繁華街にあるイチカレというホテルにチェックインする事がでけました。やれやれです。ホテルは繁華街に位置しており治安が悪いので出歩かないようにと注意を受けましたが、プリペイドSIMを買いたくて荷物や財布を持たずに下見に出ました。外はみぞれでした。ソフトバンクのお店を見かけたので財布を取りに戻ってお店に行くと、ちょうど閉店になったところでした。ということで今回の旅はホテルの無料WI-FI頼みとなりそうです。

画像


画像



  私は平和を乱すサウジが嫌いです。

 イスタンブール空港に到着したとき現地ガイドの「シェームス」氏が出迎えてくれた。彼はトルコの東バッドマンの出身。イスタンブール大学卒で年齢に関する紹介はなかったが、たぶん40歳前後であろう。彼は大学卒業後岡山県の長船町でホームステイしたことがあるという。彼がバスの中で話してくれた話をいくつか紹介したいと思う。高齢者の記憶なので内容、表現が的確でないことをお断りしておきます。

画像


 トルコはイスラム教の国ですか?と言われたら、その通りだと思います。でも女性にも進学させイスラム教独特のスカーフを着用させないなど他のイスラム国とは違います。イスラムの経典はアラブ語で書かれていますが、私はアラブ語を読めません。イスラム教の国は禁酒のように思われていますが、イスラム教は酔って参拝することを禁じているだけなのです。だからトルコでは観光客のみならず国民もお酒を楽しむことができるのです。

画像


 イスラム教といえばシーア派とスンニ派のことを思い浮かべる方がおられるでしょう。トルコは米国とイラクとの戦争とシリアの内戦で大きな被害を受けています。シリアの内戦ではシリアの550万人の難民がトルコ国内に流入し、彼らを支援するためにトルコの経済的負担は大変でした。シリアの内戦以前は年間のトルコ観光客が4200万人でした。内戦が始まるとそれが60万人にまで激減してしまいました。この煽りを受けてカッパドキでホテルを開業しようとした人が借金を返せず自殺しました。

 サウジアラビア(以後サウジと呼称)の新聞記者がトルコ国内のサウジ大使館で殺される事件がありました。サウジの国王はスンニ派です。トランプ大統領の最初の外遊先がサウジでした。そのとき約2000億ドルの武器の売却契約を結んでいます。サウジは戦争をしていません。またサウジの周辺国には脅威となる国はありません。それなのにサウジは米国から大量の武器を買い付けています。サウジに渡った武器はオサマビンラーディンに渡りテロ戦争を招きました。また米国の手先となっているシリアの反政府軍側に加担し内戦を招いています。サウジは自ら戦わずして周辺国の安全を脅かしているのです。だから私はサウジの国王が嫌いなのです。

 イスラム国の問題点として教育の問題があります。女性を教育しない期間が長くありました。我が家でも母親の反対がなければ姉や妹の高校入学や大学進学はなかったことでしょう。トルコは今教育問題に真剣に取り組んでいます。イスラム教では寺院に多額の寄付をした人は天国に行けると教えています。だから60人程度の村にも立派なモスクが建設されているのが現状です。そんなお金があるのなら教育に振り向けるべきです。学校を作るとか奨学金を充実するとか方法はいろいろあります。私も一人の学生に対して教育支援をしています。

 彼のわかりやすい説明に感心し、トルコを思う彼の熱意に脱帽し、のほほんと生きている自分が恥ずかしくなった。でも70歳を超えた高齢者の身故に・・・・・・と思うのだった。



この記事へのコメント

この記事へのトラックバック