びっくりトルコ大周遊10日間 12月18日 イスタンブール市内観光

   海峡クルージング・ブルーモスク・アヤソフィア観光
 
 朝から雨が降っている。0830にバスでホテルを出発しガラタ橋の西側にある船着き場に向かった。今日乗る観光船は定員が100人程度の大きさで、我々ツアー客が一人5千円だしてチャーターした形になっていた。(ネットによると乗合船だと5ドルくらい)シェームスさんが旅行会社と調整してアレンジしてくれたもので、専用船だけにシェームスさんがマイクを使って日本語で案内してくれるところが良いところだ。最初の計画では今夕夜景を楽しむ予定だったが、雨が降るので朝からのクルージングに変更する融通性もある。何としてもお金を落としてもらいたいというシェームスさんの熱意を感じた。

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 我々が乗船した船は薄霧のなか波のない金角湾をするすると離れ、東に進路をとった。右手前方に2本の尖塔が見える。たぶん「イェニモスク」だろう。船の前には金角湾の南北の陸地をつなぐガラタ橋が見える。船はガラタ橋の下をくぐり抜け、流れのあるボスポラス海峡に出た。船はヨーロッパ側の陸地に沿うように緩やかに左に旋回していく。

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 船内のスピーカーからシェーマスさんの声が流れてきた。

「ボスポラス海峡は、長さ31.7キロ。海峡の広いところは3140メートル、狭いところは857メートルです。深いところは124メートルになっています。」

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 雨が降っているので遠くの景色は見えにくくなっていた。左の高台に「ガラタ塔」が見えた。高台まで5~6百メートルくらいだろうか? 観音崎の灯台付近の景色に似ているというのは言い過ぎだろうか。麓から山頂部まで重厚な建物が広がっているからだ。

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 船の中で船員が飲み物を売りに来た。でも誰も買おうとはしない。やがて左側に3階建ての大きな建物が見えてきた。ドルマアブドゥルメジット1世が1843年に築いたドルマバフチェ宮殿だ。海岸一杯に広がる石造りの建物にさすがは宮殿と感じた。

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 次にホテルに使われている「チュラーンパレス」が見えてきた。宮殿の再利用なので外観は豪華だ。窓ガラス越しでは雨粒が邪魔して良い写真が撮れない。いつしかそれぞれのテーブルに話の花が咲きだした。喫茶店にしては高すぎる?

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 そうこうしている間に左手にモスクが見えてきた。アナウンスによると「オルタキィ・ジャーミィ」というモスクのようだ。ついで「ルメリ・ヒサルの砦」が見えてた。すすけた建物から1452年建造という古さが伝わってくる。船はボスポラス海峡大橋の手前でUターンを始めた。 

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 船の左手がアジアンサイドになる。狭い海峡でヨーロッパとアジアの大陸を意識した呼び方に違和感を感じたが、この地が西洋と東洋の接点であることを思い出させる呼び名だった。

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 船旅の残り時間が少なくなってきた。船員が飲み物をもって何回も売りにくる。雰囲気からして、買え、買え、と言っているに思える。仕方なくチャイ1杯の値段を確認した。すると8リラもするではないか。カーフェリーでは2リラだった。船が5ドルなのに5千円、2リラのチャイが8リラ、まあ仕方ないか。とりあえずお付き合いで1杯をお願いした。

 海岸付近の様子からヨーロッパサイドが狭い空間に豪華な建物が、アジアンサイドは広い空間に豪華な建物が建っているような気がした。いずれにしても海を眺めながら生活できる人はリッチであることに変わりはない。

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 アジアンサイドに沿って船は走る。気持ち雨粒が少なくなったような気がする。左手前方に灯台が見えてきた。乙女の塔と説明があった。おとぎ話に出てくる話のように、災いを避けるために王様がこの灯台地域に家を作り姫を保護したのだという。今は灯台の下にレストランができて観光の名所になっているようだ。

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 船は再びガラタ橋をくぐり抜け、港に到着した。バスに乗りエジプシャンバザールに向かった。バザールがほこりっぽいというのでマスクを着用した。アーケードの中に入ると金製や銀製の品真生がずらりと並んでいる。一見すると豪華な品揃えだ。シェーマスさんが、バザールの商品は高いから少し離れた場所で買う方が良い、とアドバイスしてくれた。

 バザールの中に入ると確かに変な臭いがした。それにほこりっぽい。第8ゲートから入り第1ゲートまできたところで自由時間となった。連れ合いが座布団カバーをお土産に買いたいというのでガイドブックに載っているお店を探した。通行人やお店の方に訊いてもなかなかわからない。4人目の人に教えて貰いそれらしきお店にたどり着いた。でも目当てのお店だという確信は持てない。

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 店頭を見ていると、いくらなら買いますか? と従業員一人の店長が訊いてきた。座布団カバーを5枚ほど欲しい、というと、1万円でいかがですか? という。少し高い、と即座に返答すると、8千円でどうか、と売値を下げた。渋っていると、絹製の座布団をつけて1万円でどうか、という。5枚70ドルで妥協し100ドル紙幣を出すと、お釣りがないので両替に行くから、と言ってお店から出て行ってしまった。後から彼を追いかけたが姿を見失ってしまった。5分、10分、と時間が経過した。集合時間が気になってきた。ひょっとすると店長がお金を持ち逃げしたかも。その場合はお釣りに見合う絹製品を手にして去るしかないな、と腹を固めたころに店長が戻ってきた。戻るやいなや、絹製品を加えて100ドルではどうか?というのだ。手にしたお金を手放したくない気持ちが伝わってくる。やむを得ず10ドルで絹製の座布団カバーを追加することにした。別れ際店長に写真を撮らせてもらったが、すると嬉しそうにビジネスカードを手渡してくれた。

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 バザールの買い物はあとで行くエジプシャンバザールに比較すると「高い」の一言だ。値があって値がない世界なので目利きのない人は大損することになる。シェームスさんが紹介してくれたお菓子のお店は品質には優れているが、相場からすると日本価格になっており高い感じがした。出発までの時間があった。味見放題というので棚から勝手につまみ食いしているとその味に負け、ピスタチオ、ドライイチジク、ロクムなどを買い足す結果となった。

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 次はブルーモスクだ。移動の途中ローマ時代の水道橋を見かけた。

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 ブルーモスクは正式には「スルタンアフメット・ジャーミィ」と言うのだそうだが、6本の尖塔に特色があり、内部の壁面がブルーだというのが特色だとか。入って見るとトルコブルーの陶器を見てきたからだろうか、否、トルコブルーの陶器を買ったからだろうか、感激することなくさらっと見てしまった気がする。

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 ブルーモスクを出ると向かい側にアヤソフィアのモスクが見えた。歩いて数分の距離い見える。風が強いので傘を差したり閉じたりしながら前に進んだ。モスクの中に入るとメインの大ホールが改修中で残念な気がした。でもイスラム化により隠されていたキリストの絵が見られて少し嬉しい気がした。

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 今日の夕食は魚料理だった。ボスポラスで釣れた鯛のようだ。焼き方はまずまず。だが調味料に気に入るものがない。でも美味しく頂戴できた。

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